2007/04/21
MacでPaSoRiアプリを作るには その4 (libpasori)
いよいよPaSoRiを扱うライブラリ「libpasori」をインストールします。libpasoriとは,libusb経由でPaSoRiを制御するためのCのライブラリ関数群です。
1.ダウンロード
libpasori - RC-S320操作コード >> downloards からダウンロードします。
現在の最新は「libpasori02.tar.bz2」です。
2.展開
ダウンロードしたアーカイブを展開します。
ここでは,ホーム・ディレクトリ直下で展開し,展開して出来たフォルダのパスを「~/libpasori」とします。
3.サンプルlpdumpのビルド
libpasoriには,FeliCaチップの中身をダンプするプログラムlpdumpが同梱されています。
アプリケーション >> ユーティリティー >> ターミナルを起動し,次の手順でビルドします。
$ cd ~/libpasori/src $ sh buildline-libusb.sh
以上で,lpdumpが生成されます。
続いてlpdumpを実行してみましょう。EdyやSuicaなどのFelicaをPaSoRi上に置いてください。
次のようにターミナルに入力します。
Felica内の様々なデータが表示されるはずです。
$ ./lpdump
4.Edyの残高を表示してみる
Edyの残高を表示するプログラムを実際に作ってみましょう。
次の内容のCソースファイルを作成し,「src」ディレクトリ内に「test.c」という名称で保存します。
次の内容のシェル・スクリプトを作成し,「src」ディレクトリ内に「build-test.sh」という名称で保存します。
次のようにターミナルに入力し,testをビルドします。
$ sh build-test.sh
EdyをPaSoRi上に乗せ,次のようにターミナルに入力します。
$ ./test
Edyの残高が表示されれば成功です。
libpasoriを使えば,test.cのような少ないコードで簡単にFeliCaの情報が取り出すことが出来ます。
(実際はエラー処理等でもう少しコードがふくらみますが)
工夫次第でいろいろなアプリケーションが出来そうですね。
[リンク]
MacでPaSoRiアプリを作るには その1
MacでPaSoRiアプリを作るには その2(下準備)
MacでPaSoRiアプリを作るには その3(libusb)
MacでPaSoRiアプリを作るには その4(libpasori)
MacでPaSoRiアプリを作るには その5(最終回)
投稿者 Jun : 23:50 |
Apple and Mac
このエントリーのトラックバックURL
http://o-ume8.com/cgi/mt334/mt-tb.cgi/1768



コメント
USC などの SDK 無しにどうするんだろうと思っていたらこういうライブラリがオープンソースで出ていたんですね。なるほど納得です。
サービスコードさえわかれば…と思ったら
http://wiki.osdev.info/index.php?PaSoRi%2FRC-S320
こんなドキュメントもあるんですね。
へえ、へえ、へえ。
投稿者 OKAMURA : 2007/04/22, 02:47
>OKAMURAさん
オープンソースで開発が出来るのです。
たくさんの人が開発に手を染めれば,おもしろいアプリケーションが色々出てくる予感がします。
投稿者 Jun
:
2007/04/22, 23:25