MacでPaSoRiアプリを作るには その4 (libpasori)

いよいよPaSoRiを扱うライブラリ「libpasori」をインストールします。
libpasoriとは,libusb経由でPaSoRiを制御するためのCのライブラリ関数群です。
1.ダウンロード

libpasori - RC-S320操作コード >> downloards からダウンロードします。
現在の最新は「libpasori02.tar.bz2」です。

2.展開

ダウンロードしたアーカイブを展開します。
ここでは,ホーム・ディレクトリ直下で展開し,展開して出来たフォルダのパスを「~/libpasori」とします。

3.サンプルlpdumpのビルド

libpasoriには,FeliCaチップの中身をダンプするプログラムlpdumpが同梱されています。
アプリケーション >> ユーティリティー >> ターミナルを起動し,次の手順でビルドします。

$ cd ~/libpasori/src
$ sh buildline-libusb.sh


以上で,lpdumpが生成されます。
続いてlpdumpを実行してみましょう。EdyやSuicaなどのFelicaをPaSoRi上に置いてください。
次のようにターミナルに入力します。
Felica内の様々なデータが表示されるはずです。

$ ./lpdump


4.Edyの残高を表示してみる

Edyの残高を表示するプログラムを実際に作ってみましょう。
次の内容のCソースファイルを作成し,「src」ディレクトリ内に「test.c」という名称で保存します。



次の内容のシェル・スクリプトを作成し,「src」ディレクトリ内に「build-test.sh」という名称で保存します。



次のようにターミナルに入力し,testをビルドします。

$ sh build-test.sh


EdyをPaSoRi上に乗せ,次のようにターミナルに入力します。

$ ./test


Edyの残高が表示されれば成功です。

libpasoriを使えば,test.cのような少ないコードで簡単にFeliCaの情報が取り出すことが出来ます。
(実際はエラー処理等でもう少しコードがふくらみますが)
工夫次第でいろいろなアプリケーションが出来そうですね。
[リンク]
MacでPaSoRiアプリを作るには その1
MacでPaSoRiアプリを作るには その2(下準備)
MacでPaSoRiアプリを作るには その3(libusb)
MacでPaSoRiアプリを作るには その4(libpasori)
MacでPaSoRiアプリを作るには その5(最終回)
投稿者 Jun : 23:50 | Apple and Mac

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コメント

USC などの SDK 無しにどうするんだろうと思っていたらこういうライブラリがオープンソースで出ていたんですね。なるほど納得です。

サービスコードさえわかれば…と思ったら
http://wiki.osdev.info/index.php?PaSoRi%2FRC-S320
こんなドキュメントもあるんですね。
へえ、へえ、へえ。

投稿者 OKAMURA : 2007/04/22, 02:47

>OKAMURAさん

オープンソースで開発が出来るのです。
たくさんの人が開発に手を染めれば,おもしろいアプリケーションが色々出てくる予感がします。

投稿者 Jun [TypeKey Profile Page] : 2007/04/22, 23:25

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